mamomamo1972の日記

日々思った事をただ書き連ねるブログです

セブンペイ轟沈、7&iHDの断末魔か?

 本日の我が家がある地域の最高気温予想が39℃となっております。去年と同じように言葉が汚いですが、糞暑い、いや糞熱いって感じです。もうアスファルトの上を歩くのが何かの罰ゲームのようになってきております。

 

 さてさて昨日7月1日に導入されたセブンペイが9月末を持って廃止されると発表されました。なかなかこういう事案は少ないのではないでしょうか? このニュースを聞いて先ず最初に思ったのは、開発に携わったセブンイレブン本部のサラリーマンはまず間違いなくクビが飛ぶか、左遷だろうなと。こんな事考えるはサラリーマンの悲しい性ですね。しかしなぜこんな事になるのでしょうか? 中小企業に勤める私でも流石にこれは無いわと感じます。

 大企業ですし私なんかよりもずっと優秀な人達が働いてると思うんですがね。

 

 また時を同じくしてセブンイレブンのニュースで、店舗オーナーが仕入れ明細の開示をセブンイレブン本部へと請求したところ、事務手数料に21万余りを請求されたと報じられてました。普通に考えれば耳を疑うような話なのですが、事実だとすれば開示したくない理由があり、それは本部にとって不都合な物なのだろうと容易に想像できます。

 今年初めには東大阪セブンイレブンオーナーが24時間営業の限界を訴え本部と対峙すると言うニュースもありましたし、一昨年でしたか、北陸の8号線で大雪により店舗の営業が難しいと言うオーナーの訴えを却下し、無理やり営業を行わせたと言うのもありました。

 他の大手コンビニではあまりこういう話は聞かないのに、どうしてセブンイレブンばかり不祥事が頻発するのか不思議でなりません。

 もちろんリーディングカンパニーであるからこそ、世間の厳しい目が向けられ目に付くと言うのがあるのかも知れませんが、それにしてもと感じますね。

 昔に私が会社勤めを始めたころ先輩によく言われたのは、社員はトラブルシューティングの為に居るんだよ、もちろんトラブルが無いようにオペレーションをこなすのも大事だが、マニュアル化された現代の仕事自体は極論すれば高校生のバイトでも出来る、にも関わらず社員が存在するのはその為だ、と口を酸っぱくして言われました。

 トラブル自体は人が介在する以上亡くなる事はありません、しかし小さな物に収めるのか大炎上させてしまうのかでは、当たり前のこととして大きく違います。

 セブンイレブンを見ていると、自ら大炎上を招く事を平気でやっている事に、企業自体の体質の問題やそこで働く社員の意識と言う物が非常に低いと感じるのは私だけでしょうか。

 例えば昨日の21万円を事務手数料として払えと言うのも、私ならこれが表ざたになれば拙いと、東大阪の件の後ですしまた世間に叩かれる未来ぐらい容易に予想出来ると思うのですがね、皆さんどうでしょう? かんぽ生命にしても内部に居るとそれが当たり前のように感じてしまい、世間との認識のギャップが乖離し破滅へと突き進んでしまうのかも知れませんね、改めてこの様な事件は自らの行い、仕事と言う物に向き合う切っ掛けとしたいですね。

 

 それとやはりセブンイレブンには余裕が無いのではないでしょうか? 他の大手コンビニと言ってもローソンとファミマぐらいですが、利益水準は圧倒的にセブンイレブンの一人勝ちと言えますが、ローソンは三菱商事、ファミマは伊藤忠商事が大株主となってますし多くある事業の一つがコンビニと言うスタンスと、イトーヨーカ堂というお荷物を抱えて事実上コンビニのみで収益を上げなければならない焦りとの違いなのかなと感じます。まあカンポも同じですね、他の郵便事業やゆうちょでは利益など上がらない、そのお荷物を抱える為に無茶をすると、よく似てる気がします。

 

 最後にセブンイレブン近江商人三方よしをもう一度学んだ方が良いと思います。

 寡占化し独り勝ちを続け他を痛めつけるような商売の仕方は長くは続かないと思いますよ、驕れる者久しからず、ですね。