mamomamo1972の日記

日々思った事をただ書き連ねるブログです

トランプ大統領のサプライズ

 暑い日が続きます、連日猛暑日で今年は湿度が晴れた日でも異常に高いためより暑く感じ、熱中症の危険度が高まるとニュースで言ってました。

 我が家の三男坊も昨日夕方までは元気に友達と外で遊んでいたそうなのですが、夜に頭痛がすると言って寝込んでいました。まあ朝には元気になってたので一安心ですが、子供は遊びに夢中で自己の状態を正確に認識することは出来ないでしょうから保護者が常に気を付けてあげなければいけませんね。

 

 さて8月2日にとうとう韓国のホワイト国取り消しの閣議決定がなされ、韓国では大騒ぎとなっております。日本でも各報道機関が連日そのニュースを報じています。

 しかし私的には同日にトランプ大統領が発表した中国からのほぼ全ての輸入品に対する関税引き上げ、およそ3500億ドル分に10%と言う内容の方が気に成りました。

 確かに韓国との問題は前にも書いたように容易に解決出来る物ではなく、両国の今後の経済、外交、安全保障に大きな影響を与える物となるでしょうが、正直日本の一般市民である私などは大した影響は無いかな? と考えていますので、長引いたところであくまでも政治的なニュースという扱いになってしまいます。

 しかし米中の貿易摩擦はやはり大きく世界経済に影響を及ぼし、私たちの生活にも影響が出てくるでしょう。2日当日の日経225も大きく値を下げ、為替も106円台に突入しました。既にパンパンに金融緩和を行っている日銀にはこれと言って影響力を行使できる手はほぼ残されてないでしょう。

 アメリカの製造業購買担当指数も09年以来の50と言う低い数値が出ており、住宅や自動車販売台数も減少しております。

 また中国はもっと酷く、地方都市ではバブル崩壊の兆しどころか既に崩壊過程と言っていい状況と言われており、不動産業等を中心に倒産の嵐が吹き荒れており、当然自動車をはじめ消費が大きく停滞し始めているようです。

 そして中国とアメリカの景気減速は日本にも大きく影響してくる訳ですが、6月の百貨店免税売り上げが二桁減に落ち込みだし、マンションなどの住宅関連も軒並み販売減となってきております。

 都心部はもとより地方の商業地や観光地はまさにバブルさながらの土地高騰が起こっておりましたが、これも早晩崩壊するかも知れませんね。

 先週でしたかに、日経新聞の紙面に中小マンションデベロッパーの社長のインタビューが載っておりましたが、ニセコ等の観光地の土地高騰を見て、ここが天だと判断し、在庫を全て損覚悟で売却したと仰ってました。その現場をよく知る方のインタビューですので危機感が滲み出ており、読んでいてヤバイなこれはと思いましたね。

 

 またアメリカでも長短金利の逆転が起こった後、半年程度で景気は減速し株価も下落すると言うアノマリーがあるようで心配ですし、世界の債務残高が緩和マネーの流入で08年時より4割以上増えているとの報道もあり、これが弾けるとリーマンショック以上のダメージを世界経済に与えるのではないかと懸念が出ています。

 欧州ではイギリスのブレグジットも合意なき離脱となるのはほぼ確実と言われ、ドイツ銀行は破たん懸念が囁かれています。

 日銀もFRBもECBも結局リーマンショック以降大幅な金融緩和を行い10年もの時間が経っていても正常化には程遠いどころか更にFRBは利下げせざるを得なくなると言う状況となっており、マーケットを含めまるで緩和中毒の患者状態が続いており、次の不況時に向けての懸念は非常に強く感じている方が多いのではないでしょうか。

 

 とは言え、トランプ大統領の対中政策は不平等貿易と言う経済問題だけではなく、安全保障も絡んでいる以上、容易に手を引く事は出来ないでしょうし、その問題に関してはトランプ大統領より上下議会の方が強硬であるとも言われてます。

 私個人の感想としては中国は地域大国の地位で満足すべきだったのではと思います。

 経済、軍事含めアメリカへの挑戦はやはり現時点で無謀と言わざるを得ません。

 少なくとも民主化してから出直してこいと言う感じですし、また共産党一党独裁国家が世界の覇権国家に成れる訳無いですし、そんな事はどの国も認めないでしょうからね。

 

 さてさて今年後半は世界中に暗雲が垂れこめて来ていますが、日本が蚊帳の外でいれる訳も無く、不安だらけですね。そうそうそれと消費税も上がりますしね。

 消費税が上がる分、小遣いも上がりませんかね・・・あっ無理ですかそうですか・・・