mamomamo1972の日記

日々思った事をただ書き連ねるブログです

表現の自由って何だろう?

 相変わらず日々暑い日が続いてます。台風も次々と日本列島にやってきており不安が募りますね。特に10号はお盆に関西直撃となりそうで、お出かけされる予定の方々はヤキモキされているのではと。

 昨日我が家の小学4年の三男坊が、夏休みの自由研究を何にするか悩んでいたので、絵を描けば良いんじゃね? と言うと妻が2年前の三男坊が描いた絵を持ってきて、ここから全く成長してないし無理、私が工作を手伝ってやれと指令をいただきました。

 しかし三男坊の絵・・・小学生で人の体や手足が今だ一本線は拙いだろ・・・

 

 てな訳で、我が子に芸術、少なくとも絵画のセンスが無いのは分ったのですが、今日は芸術等における表現の自由が問題に成っている、あいちトリエンナーレについて考えてみたいと思います。

 現在問題となっている展示物は、慰安婦像、昭和天皇の写真を燃やし踏む付ける映像、そしてかまくらの様な物に第二次世界大戦の特攻隊の方々の遺書や日の丸を張り付けその上で、間抜けな人の墓と書かれてる物、この三つですね。

 私は現地へ行っていないのでネット上に上げられてる物を見て判断している訳ですが、これが事実なら多くの方が眉を顰めるのではないでしょうか? というか思想信条や表現の自由云々以前に、お里が知れ過ぎてもうね・・・って感じですね。

 

 そして展示内容のまずは慰安婦像ですが、既に多くの方が知っている通り、朝鮮半島出身の女性のみならず、当時の公娼制度下で売春を行っていた女性達ですが、それぞれの事情を抱え仕方なく、もしくは親に売られた等でその職業に就いていた方々。

 それ自体は大変不幸な事であり、これらが過去の事とは言え繰り返されることの無いような社会を作って行かなければならないと言う趣旨は理解できます。しかし特定の国の女性だけをピックアップし、さも日本だけが悪いと言う趣旨で展示されるのはさすがに視野狭窄で程度の低さを指摘せざるを得ません。

 韓国にも確か80年代ぐらいまでキーセンと言われる公娼制度があったと思うんですがね? それも日帝の仕業なのですかね? 全く二枚舌とはこういう事を言うのでしょう。

 

 次に天皇陛下の写真を燃やし足で踏みつける行為ですが、こんな物言うまでも無く何処に芸術性があるのか、そんなもの欠片も無いただ単なるヘイト行為でしかありません。日本の隣国でよく見られる奴ですね。

 また当然過去の天皇とは言え、日本国民統合の象徴と憲法に謳われている方々を侮辱する行為は日本国民として看過できるものではありません、許せませんね。

 隣の国の主席や国家元首、大統領に対して同じ事をしたら大問題に成るでしょうし、ヘイトだと大騒ぎになると思いますが、何時も騒ぐ方々は今回は寝てられるのですかね(あー聞こえない、都合の悪い事はキ・コ・エ・ナ・イ)ってとこですか、まあだからごく少数の人以外に相手にされないんですがね(笑)

 

 そして最後に特攻隊を愚弄する物ですが、確かに特攻と言う行為自体は当時としても誉められたものではなかったでしょう。しかし一兵卒で志願した犠牲者に何の責任が有るんでしょ? その方々を愚弄する権利が現代の人々に有るのでしょうか?

 私はその作戦(当時でも統帥の外道と言われた)を部下に強いた者達やそこへ至らざるを得ない戦争を起こした者達が批判されるのは当然の事だと思いますが、しかし最前線で戦った名もなき戦士たちを死してなお愚弄するなど到底許せるものではありません。

 まさに屑と言っていいでしょう、それこそ人間性の欠片も無い屑が作った芸術でも何でもない物と言わざるを得ません、いったいどういう神経をしていればこういう物を作ろうと考えるのか、展示等する前にまず病院へ行くべきだと思いますね。

 そして本気で芸術へと取り組んだり、社会に対してアンチテーゼを示すような物を作り、警鐘を鳴らすような活動をしている方々への愚弄だと思いますし、そういった方々に対して失礼ですよこんなものを芸術だなどと、のたまうのは。

 

 

 最後に自由とはルールの中にある物だと私は思います。それを逸脱すれば社会はそれを維持できなくなるでしょう、殺人も自由、強姦も自由、ポルノも自由とはならないのは当然です。更に表現の自由とは機会の自由で有る筈です、その自由は表現内容を全て免責される物ではないと、よく理解すべきだと私は考えます、他者を貶め、愚弄し嘲笑うかのような物に自由など有る訳が無いと、ネットがこれほど普及した現代だからこそもう一度、胸に刻む必要があると思います。