mamomamo1972の日記

日々思った事をただ書き連ねるブログです

最早真夏のスポーツは自殺行為

 益々暑さが厳しくなってきます、まさに夏本番と言う感じになってまいりました。

 数日前からお腹を下し、喘いでおりましたがやっと調子が戻ってまいりました。冷たい物ばかり飲んだり食べたりして冷房の利いた部屋でお腹を出して寝てれば、そらダメですよね(笑) 皆さんも気を付けましょう。

 

 昨日アメリカのeスポーツ大会で16歳の少年が優勝賞金なんと! 3億3千万円! をゲットしたとニュースになってましたね。実はうちの長男もそのゲームにハマっておりまして、年も同じと言う事で、3億稼いで来いと言ったら、「あいつら化け物」って言ってました。

 まあたとえゲームと言えど一流と言われる人たちは違うんでしょうね。

 それとゲームは屋内で空調の利いた場所で出来るのが良いですね。プロに成って稼げなきゃただのバカなのかも知れませんが少なくとも死ぬことは無いでしょうし、成績上位者が大きく稼げるなら、家にゲーミングパソコンと回線だけで出来るゲームである以上、他のスポーツよりコスパは断然に良いでしょうから、これから大いに盛り上がって行く事でしょう。

 

 さてこの暑い中でスポーツや仕事は最近では一歩間違えると容易に命に関わって来ます。つい最近も枚方パークで着ぐるみを着たアルバイトの男性が亡くなりました。

 体調を崩していたとの報道がありましたが、もしそうならたとえクビに成ろうとも休むと言う選択をしなければならないと思います。もちろん言うが易しと思われる方もいらっしゃるでしょうが、命を掛けてやる事ではないと思いますからね。

 今年は冷夏と言われてる状況でもこれです、去年や一昨年のように猛暑の夏ならなおさら、屋外のみならず空調の無い屋内でも気を付けなければなりません、去年も多くの子供たちがクラブ活動等で熱中症になり命を落とされた方もいらしたと記憶しています。時にはクラブの顧問が無理な練習を強要して亡くなられると言う悲劇(犯罪と言っていいでしょう)も起こっておりました。

 文科省も流石に重い腰を上げて公立校でのクラブ活動に色々と制約を設け出しています。我が家の次男も陸上部ですが、試合以外は早朝の短時間練習のみとなってますからね。

 あと毎年心配なのは甲子園です。私も子供のころは野球少年でしたので分るんですが、30数年前のまだここまで夏が暑くない時代でも、試合や練習で守備に入り時間がある程度経つと頭痛がしてくる事がありました。当時は水分をそれほど補給しなかったと言うのもあるのかも知れませんが、今甲子園でグラウンドに立つ子供たちを見ていて気が気じゃありません。

 主催者側も小まめに水分補給をする等の対策はしているのでしょうが、多分グラウンドでの体感温度はそれどころじゃない、特に甲子園の外野の芝下では殺人的な暑さとなっていると思います。

 90年代半ば以降熱中症による死亡者数は急激に増えており、高校野球をはじめスポーツも人ごとではないでしょう。

 そろそろ真夏のスポーツは抜本的な運営の見直しが必要かも知れませんね。

 甲子園で試合中に死者が出てからでは遅いと思いますから。

 まあ見てる方は、甲子園じゃなくても良いんですから、京セラドームでやってくれても良いんですよ。それでも地方大会の問題は残りますけどね。

 

 子供たちの真夏に行うスポーツについての懸念は多くの親御さんが持たれてると思いますが、それと同時に仕事に関しても最初に書いたように死亡事故が発生してる以上、企業にとって甘い甘い状況は見直すべきだと思います、厚労省はもっと労働者の権利だけじゃなく命を守るための仕事をちゃんとやって欲しいと思います、枚方パークの件でもアメリカとかなら企業に膨大な賠償請求が行われるレベルだと思いますからね。

 

 なんだかんだ言って日本人は真面目過ぎるんだと思いますしそれは美徳である事も事実なのですが、それを利用するゲスどもがいるのも事実、それぞれ自分の命は自分で守るという覚悟が今一度必要なのではないでしょうか。